サイド松陽
※ 松陽先生がものっそ真っ黒で悪い人です。 自分の可愛い教え子以外はどうでも良いって感覚の人です。





最近、僕の大切な生徒達の様子がおかしい。
晋助も銀時も、どこかソワソワしてて浮かれている感じだ。
よーく二人を観察してみると、一人の女の子が気になっているようで…

美女は国を傾けると言うけれど…
その娘は磨けば光るとは思うけど、今はイモいおさげだ。
僕の大切な生徒達が気にする程の娘でも無いだろうに…子供達の気持ちは僕にはよく分からない。

だがしかし、その娘も僕の可愛い生徒だ。
大切な事には変わりはない。

さて、困った。
皆が一緒に幸せになるには…どうしたら良いだろう?


…あぁ、僕のお嫁にすれば良い。

娘さんは、うんと優しくして甘やかしてあげよう。
僕はそこそこイケメンらしいし、経済力も有る。
きっと幸せな花嫁にしてあげる。

そうすれば、晋助も銀時も、娘さんを好きな時に好きにしたら良い。
ならば、二人が一人の女の子を取り合って傷付けあう事も無いしね。
僕の、なんだから、どっちかが独り占めもしないだろう?

確か今はあの娘は沖田君と仲良しだったっけ?
沖田君は若い頃の僕に良く似ているから…あの娘を僕の物にするのは訳無いな。


さぁて、それじゃぁ僕も動こうか。

皆で幸せになる為に。