みんなのあいどる


きょうは、しんぱちとしんぱちのちちうえの2人で近藤さんの道場にやってきた。
らいしゅう、しんぱちのちちうえの道場と近藤さんの道場でしんぜん試合ってのをするんだって。
そのそうだんだ。

「そーくんこんにちわ!きょうもこうえんいこうね!」

「おう!」

しんぱちは、こないだ行ったこうえんが気に入ったみたいで、すっごくたのしみにしてたんだって!
おれもまたしんぱちとあそべるから、すっごくたのしみだったよ!

近藤さんにこうえんに行ってくる、ってゆったら、こどもだけだとあぶない、ってゆって、きょうは山崎がついてくることになった。

「いってきまーす!」

2人で手をつないで、はしってこうえんに行くと、山崎がなさけないこえをだす。

「ちょっ…待ってー、総悟君!新八君!」

なんだよ、これぐらいついてこいよな!きたえかたがたりないぞ!山崎ィ!

「そーくん、おにいさんかわいそうだよ?」

しんぱちがふりかえって山崎を見る。

「いいんだよ、きたえかたがたりないんだよ!山崎!」

おれはしんぱちの手をひっぱるけど、しんぱちは止まったままだ。
ちぇっ、しんぱちはやさしいなぁ。

「有難う、新八君。あ、そうだ!お礼に公園まで肩車してってあげるよ。」

しんぱちがうれしそうににっこりわらったけど、おれのほうを見てぷるぷると首をふる。

「いらない。そーくんもいっしょじゃなきゃやだ。」

「いーよ、おれはいらないよ。しんぱちかたぐるましてもらえよ。」

おれがゆってもぷるぷるとくびをふってうごかない。
ほんとにいいのに…山崎にかたぐるまなんてしてほしくないもん。

おれ達がみちのはしっこでぷるぷるしてると、道場のヤツラがだんたいで歩いてきた。また町に行ってきたのかな、あいつら…

「お?総悟と山崎じゃねぇか。どうした?…お、新八。」

「あ、とっしーこんにちわ。」

土方がおれ達をみつけてこえをかけてくる。
ちっ…むししていけばいいのに…

「いえね、新八君を肩車して公園まで行こう、って言ってたんですけど、新八君が総悟君も肩車じゃないとやだ、って止まっちゃって…」

山崎があはは、とわらう。

「そりゃオメェが悪い。よし、総悟来い。」

土方がおれをぐん、ともちあげて、かたにまたがせる…

「おれはいい…」

「ガキは黙ってかつがれとけ。」

ちぇっ…なんだよ…近藤さんよりひくいよ、土方…
おれがヤツのあたまにつかまってしんぱちのほうを見ると、みんなでしんぱちそうだつせんをやってた。

「山崎君じゃ頼りないからね?僕に乗りなさい。」

「伊東先生でもまだまだ!俺が!」

「や、新八君ぐらい俺だって…」

おろおろするしんぱちをよそに、おとながみんなはなしてる。

「おい!早くしろ!」

土方のいっかつで、みんながじゃんけんしてけっきょくいとうせんせいがしんぱちをかたぐるましてこうえんまで行った。
なんかしんぱちとたのしそうにはなしてる…いとうせんせいはものしりだからな…
ちぇっ、おれたち2人であそぶはずだったのに、みんなでぞろぞろついてきやがって、なんかムカツク!

おれだってもうちょっと大きくなったらしんぱちぐらいかたぐるまできるのに!

こうえんについて土方からおりて、おれははしってしんぱちのとこに行った。
まだみんながしんぱちをとりかこんでるんで、なかをすりぬけてしんぱちの手をにぎってぶらんこにはしった。

「きょうは姉上いないから、たかくまでこげるぜ!」

「このあいだよりたかくこげるかな?」

「こげるこげる!」

しんぱちをぶらんこにのせて、おれがうしろからおす。
おれ達がきゃーきゃーゆってると、みんながおれ達のほうに来る。
やっぱりみんなしんぱちのぶらんこをおしたがって、おれはとなりにおされる。
山崎といとうせんせいが、ゆっくりぶらんこをおしてあげてる。
土方がとめたんだぜ?きっと。あいつヘタレだからな!
そばでそわそわ見てたほかのみんなが、かわりばんこにしんぱちをおしてる…
みんなえろだ!しんぱちにさわりたいんだ!!おれがまもってやらなきゃ!!
おれが、しんぱちのほうにはしって行こうとすると、うしろからひょい、ともちあげられる。

「総悟、お前もブランコに乗れ!俺が押してやるぜ!」

原田がおれをもちあげてとなりのぶらんこにのせて、ぐん、とおす。
おっ!すげー!たかい!!

「どうだ〜?高いだろ〜?」

「すげー!たかいたかい!!」

「押し方が足りないぜ!もっと高くしてやるぜー!」

永倉がぐんとおすと、ぶらんこはもっとたかくなる。
おれがきゃーきゃーわらってると、となりのしんぱちがむぅとふくれる。

「そーくんはぼくのおむこさんなの!おにいさんたちにはあげないの!」

とん、とぶらんこをおりたしんぱちがおれのほうにはしってくる。
あ!あぶない!
おれがぶらんこをとめようとする前に、横から来た土方がしんぱちをひょいとさらう。

「おい、危ねぇだろうが!何やってんだ新八!」

「だってそーくんもてもてなのっ!そーくんはぼくのおむこさんなのっ!」

おれがぶらんこをおりてしんぱちのとこに行くと、土方からおりてきたしんぱちがおれの口にちゅうする。
えっ!?しんぱちだいたん!!

「ちゃんとおとなのちゅうしてやくそくしたんだからっ!おにいさんたちにそーくんあげないもん!」

「だいじょうぶ!おれのおよめさんはしんぱちだけだから!しんぱちはだれにもあげないもん!」

おれ達はわらって、もう1かいちゅうをする。

「あー…男同士では結婚出来ないんだけどな…?」

「まあまあ土方さん、大人になったら分かりますよ。」

「判らないようなら僕が教えてあげますよ。」

「おー、取らない取らない。安心しろ〜?」

おれ達が手をつなぐと、おとな達がおれ達のあたまをなでる。
へん!おれ達のらぶらぶっぷりにおそれをなしたな!
まぁ、おれにいどんできてもだれにもまけないけどな!
なんせ、しんぱちはおれのことだいすきだからな!おれもしんぱちだいすきだし!
道場のヤツラのおかげで、しんぱちがすっごくおれのことすきだってわかったからな…
ちょっとだけかんしゃしてやるか!
ちょっとだけな!


END


お待たせしました!!
壱萬打で紅夜さまにリク頂きました仔沖仔新←真選組で仔沖嫉妬。最後は甘甘』
えーと…あんまり仔沖が嫉妬しませんでした…そのかわり仔新が嫉妬しまして…

…少しでも気に入って頂けると嬉しいです!!